AIの力を使って画像編集することが出来る「Crip Drop」をご紹介します。
Crip Dropはブラウザ上で画像編集ができるツールで画像を綺麗にする・背景削除・画像拡大し足りないところを新たに付け足す他画像編集でよく使われるような機能をAIの力を使って編集できます。
Crip Dropについて
2020年7月設立のInit ML社というフランスのパリに拠点を置く企業が開発しましたが、2023年3月7日世界で有名なオープンソースAI生成企業Stability AI社を買収しました。
Crip Dropの説明
アカウントを登録すると個人データはアカウント在中は保持されます。
アカウントを登録しないでも無料で使うことが出来ますが画像、写真、テキストは約2年間保存です。
使用できるCrip Drop機能一覧
Stable Diffusion XL
画像生成AIのStable Diffisionを使って高解像度の画像を生成します。
プロンプトを入力しGenerateボタンを押して下さい。
Uncrop
画像のキャンバスサイズを広げてNEXTボタンで画像範囲外の空白を自動で埋めてくれます。
画像自体の拡縮や移動はアイコンが出ますが、仕様なのかカーソルを合わせずらいのでお勧めは
- 1.ブラウザ下のキャンバスサイズの値を拡大
- 2.画像の4隅にあるどれかの拡縮
- 3.画像上端のどちらかの角にカーソルを合わせ十字アイコンがでれば移動
Reimagine XL
画像から複数のバリエーション画像を生成してくれます。
Cleanup
写真から人物、テキスト、不要と判断された物体を消してくれます。
消去するための対象が複数あったり残したい対象があってもブラシツールで消去したい箇所を塗ってあげると塗った個所を消します。
selectボタンを押してブラシで消したい箇所を塗った後Cleanボタンを押すと消えます。
Remove background
対象物後ろの背景を消します。
対象物が分かりやすい且つ輪郭がはっきりしている画像を使うのをお勧めします。
Relight
画像に光を追加してくれます。
ライトは1個2個3個・・・と追加できカラーや範囲、全体的な明暗を変更できます。
Image upscaler
通常であれば画像サイズを上げると画質が悪くなりますが、それをAIの力で綺麗にします。
Replace background
画像の背景を変更することが出来ますが生成にはPRO版にする必要があります。
Text Remover
画像からテキストを削除します。
最後に
個人的には、Uncrop、Cleanup、Remove background、Image upscalerあたりよく使いそうな感じですね。
とは言ってもサイトにアップして編集するタイプの画像はどこであれ画像情報の漏洩の不信感があるので抵抗があります。
編集元の画像は使っても問題なさそうなものであれば有効活用していきたいですね。