Photoshopのレイヤー効果で「パターンオーバーレイ」という機能があるのを知っていますか?
特に背景や質感を加える際に便利ですが、パターンを適応したオブジェクトを移動させるとパターンの位置がずれてしまいます。
ずれてしまうと、またレイヤー効果を開きパターンオーバーレイを選択して、ドラッグして移動させないといけません。
それでは手間がかかるので非効率的ですよね。
この記事では、パターンの位置を固定化させる方法を実際にPhotoshopを使ってご紹介します。
■Adobe Photoshop公式サイト↓
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
文字を移動させてもパターン位置を固定化
例としてPhotoshopで文字レイヤーにパターンを適応します。
①パターンオーバーレイにチェックを入れる
②任意のパターン画像を入れる
③「レイヤーにリンク」にチェックを入れる

「レイヤーにリンクにチェック」を入れた場合とそうではない場合を比較しました。
下の画像を見てください。↓
一番上の元の文字レイヤーから複製して下に移動させます。
「レイヤーにリンクなし」・・・パターンの位置がずれてしまう。
「レイヤーにリンクあり」・・・パターンの位置が固定化され、元の文字レイヤーと同じになります。

この「レイヤーにリンク」機能は例として挙げた同じファイル間の移動だけではありません。
例えば2つのPhotoshopファイルを開いているときに、レイヤーを選択しながらドラッグして別のPhotoshopファイルにドロップする。
この方法でも「レイヤーにリンク」にチェックが入っていればパターンの位置が固定化されています。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した方法を使うことで、パターンがずれて困るストレスから解放され、無駄な作業を減らすことが出来ます。
この方法でレイヤー効果のグラデーションもできたら良いのですが、現在はないので今後のアップデートに期待したいところです。