Affinityといえば、Affinity Designer 2、Affinity Photo 2、Affinity Publisher 2 などグラフィックデザイン、写真加工、出版用ページレイアウトなどAdobe PhotoshopやIllustratorなどの代替アプリとして扱われていました。
しかし今回、買い切りのAffinityアプリの3つが統合し1つの無料アプリとして新たに登場しました。
この背景にはAffinityシリーズ開発していたコンピュータ・ソフトウェア会社Serif Europeが、親会社としてデザインプラットフォームCanvaに買収された(2024年)ことにあります。
詳しくは後述の「なぜ無料なのか」からご覧ください。
新しいAffinityとは?

■新しいAffinity公式サイト↓
https://www.affinity.studio/ja_jp
事前にCanvaに登録しておきましょう↓
https://www.canva.com/ja_jp
Canvaに登録することでAffinityにアクセスできます。
しかしCanva AIツールを使用したい場合はCanvaプレミアムプランが必要です。
そしてMac版やWindows版から「登録してダウンロード」ボタンがあるので、そこからCanvaにログインすることで、ダウンロード可能となります。
使用するためのスペックはこちらから↓

ちなみにiPad版はまもなく登場するとのこと。
なぜ無料なのか
Canvaは、たくさんのツールを無料で使用可能、高度なツールが必要な際に料金を支払って使用することができます。
Canvaは2,800万人を超える有料顧客と35億ドルの年間収益を誇る急成長企業とのことで、これを維持できる持続性があるためAffinityを完全無料にすることも可能ということ。
無料についてさらに詳しく↓
https://www.canva.com/newsroom/news/affinity-free
実際に新しいAffinityを起動してみた
新しいAffinityでは以前の3つのアプリが1つに集約され切り替えることでスピーディーに各機能にアクセスできます。
画面上部のベクター、ピクセル、レイアウト(出版用)が以前のAffinityアプリからある使いやすいウインドウに変更してくれます。
他にもスライス、Canva AI 、レタッチ中、カラーグレーディング、タイポグラフィ、Compositingなどあります。
Canva AIはCanvaの有料プレミアムプランで使用可能です。

既存ソフトの拡張子として「Affinity は PSD、AI、PDF、SVG、TIFF、IDML 」などにも対応しています。
最後に
Photoshopに慣れている私としては、Affinityは使いずらいです。
ですが、サムネイル作成や持っていないフォントの利用、AI機能などサブとしての利用で使えそうです。
将来的にはPhotoshopよりAffinityが使いやすくなると、コスト的にもお得なので期待しています。
この新Affinityぜひ試してみてはいかがでしょうか?

