デザイン制作物の参考として必ずと言ってよいほど資料を扱うのは大事です。
参考する資料の中から新たなバリエーションや新たな発見が出てくるからです。
また考える時間短縮にもなるので急いで作らないといけないという場合にも対応できるでしょう。
私もポスター、バナー、イラスト等制作するときは資料を用意するのですが、今回はその資料をどこから入手しているのか(ポスターの場合の資料)ご紹介します。
画像検索中心の私ですが、別のやり方でも資料を集めることが出来るのでよろしければ試してみてください。
ポスター制作資料はどこから探すか
1.pintrest
画像を検索や投稿など出来て、詳細ページに行くと掲載ページ元が分かります。
さすが画像閲覧に特化しているため類似画像などユーザーの検索履歴から似たようなものを表示してくれます。
またコレクション機能があるので気に入った画像を保存することが出来ます。
保存する際はアカウント登録しておきましょう。
2.Google画像検索
https://www.google.co.jp/imghp?hl=ja
こちらもGoogleの画像検索でフィルターの色や最新投稿時間、大きさ等を入れながら見ていきます。
検索した各画像の右上にあるマークをクリックすることで関連画像が表示されます。
このフィルター機能はpintrestにないですがpintrestでも検索ワードに色等を入れるとそれに合わせた画像が表示されます。
3.X
Xに流れてくるポスターや海外の画像を見て参考にします。
こちらは画像検索に特化した作りではないのでスクロールしても求めていたものが見つかりづらいかもしれません。
ですがそこからポートフォリオ等たくさんポスターが掲載されているURL等発信されている方もいるかもしれません。
Webサービス
CanvaやAdobe Express、AC、シャッターストック等のテンプレートを見たりダウンロードしたり出来ます。
そのテンプレートを見てどんなレイアウトなのか、どんな色使いなのか完成された成果物を参考にしましょう。
Canvaの参考になるデザインの本リストはこちら▼
先生のためのCanvaハック60+α 全仕事に役立つ万能ツール活用術
画像検索やWebサービスからはポスター以外にもバナーやアイキャッチ他たくさんの媒体で使えるデザインがあるのでチェックしてみてください。
書籍
書籍のポスターまとめのような本は、なぜこんなデザインをするのか理由を知ることができるでしょう。
どこをどういうデザインにすると綺麗に見え伝わりやすくなるのか答えを教えてくれます。
中には万人受けというよりは伝えたいことがうまく伝わりづらい個人のセンスが出すぎのようなものもあります。
有名なもの以外は私の場合、販促の参考にならないので一部だけ参考にしています。
参考になるデザインの本リストはこちら▼
デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~
友人・同僚・先輩・上司の制作物等から
身近な人が作ったポスターを参考にするのも良いでしょう。
同じ企業内であればポスターの元データの中も見れると思うのでどんなテクニックを使っているのか参考にしたり一部使いまわしたり出来るのではないでしょうか。
情報漏洩に気を付けて取り扱いには注意しましょう。
他社サイトに掲載されている画像
販促ポスターを制作している企業のサイトには制作実績を載せているサイトもあります。
どのようなポスターが載っているのか確認してみても良いでしょう。
民間のチラシ
チラシが届く家に住んでいる方は何枚か毎回届いていると思いますが、中にはポスターを小さくしたチラシもあります。
そこから参考にしても良いでしょう。
外出先で掲示されているポスター
外出先で目を引くポスターが合ったらカメラで撮ってみてはいかがでしょうか。
もちろん他人が映らないことと撮影しても問題ない場所ということに注意しましょう。
最後に
デザインには正解がなくポスターといってもいろんな見方があります。
商業デザインとして目を引く且つ分かりやすいポスターはどうやって作るのか選択肢が多く難しいですが
この記事でご紹介した資料を得る方法を参考にして自分だけの資料コレクションを作ってみてください。
そうすることでデザインを制作するうえである程度の方向性や配色など決まりやすくなるかもしれません。