この記事ではstable-diffusion-web uiローカル版を使いAI生成イラスト化と同時に線画化していく方法を書いていきます。
stable-diffusion-web uiのダウンロードはこちらの記事から
線画を生成する準備
Anime Lineart / Manga-like Styleをダウンロードします。
https://civitai.com/models/16014?modelVersionId=28907
v3.0かv2.0どちらか選んでダウンロードで問題なさそうです。
タブでどのバージョンをダウンロードするか選べます。
animeLineartMangaLike_v30MangaLike.safetensors
漫画調に寄せていて線の強弱がはっきりしている。複雑な体の四肢や背景を持つキャラクターを生成する効果を向上。完全に白黒になったのではなく、必要であればプロンプトから色を削除する
animeLineartMangaLike_v20Offset.safetensors
基本線画にはなるが漫画のようなモノクロが出ない可能性がある。必要であればプロンプトから色を削除する
V3.0とV2.0両方使って見ました
ダウンロードしたファイルを自身のローカルにあるstable-diffusionデータが入っているフォルダに入れます。
\stable-diffusion-webui\models\Lora
Loraフォルダにダウンロードしたデータを入れます。
生成画面
ちなみに使用モデルはanything-v4.0-prund.safetensorsでVAE済みです。
Generateボタン下の赤枠のマークをクリックしてください。
下画像のようにUIが出てくるので右にあるLoraタブをクリック
仮にV30MangaLikeをクリックすると自動的に線画に必要なプロンプトを入れてくれます。
後はいつものようにイラストを生成するだけです。
生成結果
v3.0 manga-like
線がはっきりしていて濃い、腕が分かりやすく表現されてるが手の描写がやはり問題
v2.0 offset
腕が変に見える、V3.0と比べると線の濃さが薄い、手は奇跡的にうまくみえる
ランダムの画像生成なのでバージョンは下でも一部は奇跡的にうまく見える場合もありますね。
これフルボディの場合だともっと問題が出そうですね。
背景ありだともっと難易度が高そうです。
もっと生成すると理想に近づけるとは思いますのでとりあえずV3.0使用で良いのではないかと思いました。
最後に
線画を生成しても使用プロンプトによっては色がついてしまう場合や漫画調の場合だと集中戦が出る場合がありました。
完璧な線の強弱、線の濃さ、白黒化にはまだなっていないようでした。
ですがかなりすごいです・・・ほんのちょっとの加筆だけで問題なさそうですね。
もちろん生成する画像によって加筆の難易度は違いますが、細かく書きこまないイラストであれば楽に仕上げることが来ますね。